日本トスティ歌曲コンクール2019  
応募要項トスティ・コンクールトスティ・コンサートトスティ関連書籍文化交流事業
 




古都奈良から発信する 日伊文化交流の架け橋 ~F.P.Tosti生誕を祝して~
トスティに捧げる名曲コンサート17
2014年4月9日(水) 開演 19:00 (開場 18:30)



●会場 イタリア文化会館 東京 アニェッリホール
●入場料 前売 5,000円 当日 5,500円(全自由席)
●チケット発売日 2014年1月9日(木)
●チケット取扱 日本トスティ協会
 TEL:0742-33-6010 (10:00〜18:00)
イープラス
 PC/携帯:http://eplus.jp/
ファミリーマート
 直接購入
東京文化会館チケットサービス
 TEL:03-5685-0650 (10:00〜19:00)
 http://www.t-bunka.jp/
●主催 日本トスティ協会
●後援 イタリア大使館、在大阪イタリア総領事館、
奈良県、奈良市、日本演奏連盟、
読売新聞社、奈良新聞社
●協力 春日大社、イタリア文化会館
   
●出演 ヴァイオリン / マウロ・イウラート
ソプラノ / 並河寿美
テノール / 古橋郷平、又吉秀樹
ピアノ / 長町順史、關口康祐





<第1部> イタリアの音楽
●予定プログラム ヴァイオリン独奏
  日本古謡(ウニドゥオ編曲)/幻想曲「SAKURA」、
  N.パガニーニ/ヴァイオリン協奏曲第2番 ロ短調 第3楽章 ほか
F.P.トスティ歌曲
  愛しい女よ、私は死にたい
  暁は光から闇を隔て
  マレキャーレ
  さようなら ほか
オペラ・アリア
  G.ドニゼッティ/オペラ「ランメールモールのルチア」より”やがてこの世に別れを告げよう”
  G.プッチーニ/オペラ「トスカ」より”歌に生き、恋に生き
  G.ヴェルディ/オペラ「運命の力」より”神よ、平和を与え給え” ほか


●プロフィール

 


マウロ・イウラート (ヴァイオリン)
トリノのG・ヴェルディ国立音楽院を最優秀成績で卒業後。1998年ウィーン国立音楽大学に入学。多くの国立及び国際コンクールで優勝。2003年同大学のプロジェクトにより来日後は、徳島文理大学音楽部准教授、アンサンブル神戸首席コンサートマスター、大阪フィル、OEK、2012年8月より、兵庫芸術文化センター管弦楽団客員コンサートマスターとしてゲスト出演。2003年よりザルツブルグ国立モーツァルテウム大学夏期アカデミー講師。「Harmonia Kobe -ハルモニア音楽アカデミー」主宰。所有するヴァイオリンは1690年ジョッフレード・カッパ作の「コッラ・デッラ・キエーザ」。


並河寿美 (ソプラノ)
兵庫県立西宮高校音楽科卒業、大阪音楽大学卒業、同大学院オペラ研究室修了。神戸・灘ライオンズクラブ音楽賞、兵庫県芸術奨励賞、音楽クリティッククラブ賞、神戸市文化奨励賞 、他受賞。オペラ「カルメン」「蝶々夫人」「アイーダ」「タンホイザー」等のタイトルロールで多数出演し、好評を得る。ベートーヴェン「第九番」、マーラー「交響曲第2番『復活』」等のソリストをつとめる。
二期会会員。大阪音楽大学准教授、愛知県立芸術大学非常勤講師。


古橋郷平 (テノール)
沖縄県立芸術大学卒業、同大学院修了。ボローニャ国立音楽院留学。ボローニャ市立歌劇場でデビュー。イタリア各地で演奏会に出演。第7回おきでんシュガーホール新人演奏会オーディション入賞。第79回(歌曲部門)、第80回(オペラ部門)日本音楽コンクール入選。オペラ「魔笛」「白虎」等のオペラ出演、ヴェルディ「レクイエム」ベートーヴェン「第九番」等の宗教音楽のソリストをつとめる。桐朋学園大学嘱託演奏員。日本演奏連盟会員。二期会会員。


又吉秀樹 (テノール)
東京芸術大学音楽学部声楽科卒業、同大学大学院音楽研究(オペラ)科を首席にて修了。第40回イタリア声楽コンコルソ優勝、ミラノ大賞受賞。イタリアでヴェルディのオペラ「ナブッコ」で好評を得る。日本ではオペラ、「マクベス」「カルメン」等、やコンサートに出演している。ベートーヴェン「第九番」等、宗教音楽のソリストをつとめる。声楽を桑原妙子、川上洋司、牧口純子に師事。
二期会会員。


長町順史 (ピアノ)
(社)日本演奏連盟会員。東京音楽大学大学院器楽専攻鍵盤楽器領域(伴奏)在学中。日本トスティ協会オフィシャルピアニスト。
關口康祐 (ピアノ)
大阪音楽大学授業補助演奏員、同大学付属音楽院登録講師。堺シティオペラピアニスト。





<第2部> 日本の芸能
  お話「舞とまつり」:春日大社宮司 花山院弘匤
春日大社の舞楽「蘭陵王」「和舞」

春日舞楽
 
   雅楽は、飛鳥・白鳳から奈良時代にかけて、中国やシルクロードを経てインド・東南アジアや古代朝鮮半島の新羅・百済・高麗などのアジア各地から伝えられ我が国において大成された。
のちに日本でつくられたものも含む音楽・舞踊の総称である。天平文化の華『雅楽』として奈良時代に盛んに行われた。
 これらの雅楽は、天下の三方楽所といわれた京都・奈良・天王寺に伝わりそれぞれ特色にある芸能を受け継いできた。
 奈良において連綿と継承されてきた雅楽の歴史は古く奈良の都で宮廷に奉仕した楽家(がっけ)の人々によって平安後期(西暦1000年頃)に南都楽所(なんとがくそ)が組織された。現在は公益社団法人南都楽所(なんとがくそ)により奉仕されている。 
 天平・平安時代の文化を伝える生きた資料である。唐の文化と、インドの仏教芸術の面影を伝える唯一の遺産である。世界の最も古典的な、貴重な芸能の一つと言えよう。


春日大社
  春日大社は、今からおよそ1300年前、奈良に都ができた頃、日本の国の繁栄と国民の幸せを願って、遠く鹿島神宮から武甕槌命(タケミカヅチノミコト)様を神山御蓋山(ミカサヤマ)山頂浮雲峰(ウキグモノミネ)にお迎えしました。やがて天平の文化華やかなる神護景雲2年(768年)11月9日、称徳天皇の勅命により左大臣藤原永手によって、中腹となる今の地に壮麗な社殿を造営して香取神宮から経津主命(フツヌシノミコト)様、また枚岡神社から天児屋根命(アメノコヤネノミコト)様・比売神(ヒメガミ)様の尊い神々様をお招きし、あわせてお祀り申しあげたのが当社の始まりです。
御創建以来当社は、千古の森の中に朱の柱、白い壁、そして自然の檜皮屋根の本殿・社殿が往古と変わらぬ壮麗で瑞々しいお姿で鎮まっておられます。これは、20年毎に斎行される式年造替という制度により、社殿の御修繕、御調度の新調、祭儀の厳修により日本人の命が連綿と受け継がれてきたからです。これにより、清々しくも尊厳ある気が境内に満ち、神様の広大無辺なるお力や有り難さがしみじみと感じられる名社として今日に至っています。また、全国3000に及ぶ春日の御分社、奉納された3000基の燈籠は、その厚い信仰の広がりを示しています。
そして今日も昔と変わらず、毎朝毎夕の神事の御奉仕を始め、年間2200回に及ぶお祭りが行われ、日本の国はもとより、世界の平和、万民の幸福、そして共存共栄が祈り続けられています。平成10年12月には、春日大社や春日山原始林を含む「古都奈良の文化財」がユネスコの世界遺産に登録されました。




























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