近代イタリア歌曲の創始者として知られるフランチェスコ・パオロ・トスティの生誕150年を記念して、1996年トスティ誕生の地イタリア・アブルッツオ州のオルトーナ市で「トスティ歌曲国際コンクール」がスタートしました。
以来4年に1度、イタリア・トスティ協会の主催により、国際コンクールがオルトーナで開催されており、2008年5月に第4回目を迎えます。
このコンクールは、世界のクラシック音楽会から新しい波として注目されており、入賞者は国際舞台での出演が予定されています。
1846年4月9日、イタリア・オルトーナに生まれたトスティは、12歳でナポリ音楽院に入学し、ヴァイオリンと作曲を学ぶ。卒業後、同院に勤めるかたわら、ローマで音楽家として成功し、イタリア王妃の声楽教師ともなった。
30歳代からはイギリスに定住。王室の声楽教師、王立音楽院の教師等を勤め、その業績によりナイトの称号を授かる。彼が作曲した300を越える歌曲は、平明で豊かな情感をもち、現在も世界の人々に愛され歌われ続けている。